ELM185xBレーザー ・ ダイオード ・ ドライバー
ELM185xBは、基準電圧源と誤差アンプからなるAPC回路を内蔵したバイポーラ構造のレーザーダイオード・ドライバーICです。
レーザー出力を、IC内の基準電圧源により、電源電圧変化と温度変化に対し安定化します。
ドライバー出力は最大400mAまでのレーザー電流駆動が可能です。
小型パッケージを用いているため、最小面積での実装が可能です。
保護機能として、異常高温時の遮断回路を内蔵し、制御ループ故障に対してはレーザー駆動電流を制限する機能があります。
電流の制限値は外部に接続する抵抗により設定できます。
電源間(VCC-GND)にはレーザーダイオード破壊防止のためのサージ吸収用ツェナーダイオード(Vz≈7V)を内蔵しています。
複数のタイプのレーザーダイオードモジュール(LDM)をドライブできます。
さらに、APC制御による駆動ではなく、内蔵の定電流設定機能を利用したオープンループでの定電流駆動も可能ですので、レーザーダイオード、高輝度LEDなどのオープンループ定電流駆動ドライバーとして使用できます。
- アプリケーション例
- レーザーポインター、レーザー水準器などの
レーザーダイオード駆動用
- LED など定電流負荷駆動用